「自分が将来いくら年金をもらえるのか、スマホで手軽に調べたい」——そんな方に朗報です。
厚生労働省の「公的年金シミュレーター」が、2026年4月に大幅リニューアルされることが発表されました。これまで老齢年金のみだった試算機能に、新たに障害年金とiDeCo(個人型確定拠出年金)の試算も追加されます。
公的年金シミュレーターとは?
公的年金シミュレーターは、厚生労働省が提供する無料のオンラインツールです。
毎年届く「ねんきん定期便」のQRコード(二次元バーコード)を読み取るだけで、将来受け取れる年金の見込み額を簡単に試算できます。
令和8年(2026年)2月末時点で利用回数は1,168万回超と、多くの方が活用している人気ツールです。
4月からの主な改善点
① 老齢年金の試算が大幅強化
これまでも老齢年金の試算はできましたが、4月以降はさらに充実します。
転職・独立・育休取得・パート勤務など、個々人の多様な働き方・ライフコースに応じた複数パターンの年金受給見込額を試算できるようになります。
「もし今後フリーランスになったら?」「育休を2年取ったら年金はどう変わる?」といったシミュレーションが可能になるイメージです。
② 障害年金の試算機能が追加
障害年金とは、病気やケガで障害を持った場合に受け取れる年金です。
4月からは、障害の程度(1級〜3級)に応じた障害年金の見込み額を大まかに試算できるようになります。
「万が一のときにどのくらい受け取れるのか」を事前に知っておくことは、生活設計の上でとても重要です。
③ iDeCo(個人型確定拠出年金)の試算機能が追加
iDeCoは、老後のために自分で積み立てる私的年金制度です。掛金が全額所得控除になるなど、節税効果も高い制度として注目されています。
4月からは、iDeCoに加入した場合の積立額や将来の取り崩し額をシミュレーションできる機能が追加されます。
公的年金と自助努力(iDeCo)を合わせた老後の収入を一元的に確認できるようになる、とても便利なアップデートです。
どうやって使うの?
- 毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」を手元に用意する
- 封書版には二次元バーコード(QRコード)が印刷されている
- スマートフォンのカメラでQRコードを読み取る
- あとはガイドに従って入力するだけ
ねんきん定期便がなくても、基本情報を入力すれば試算できます。
まとめ:老後・障害・iDeCoを「見える化」する時代に
これまで「年金のことはよくわからない」と感じていた方も、今回のリニューアルで自分事として捉えやすくなります。
老齢年金・障害年金・iDeCoの3つをワンストップで試算できる環境が整うことで、ライフプランの「見える化」が一層進むでしょう。
4月のリニューアル後にぜひ一度試してみてください。試算結果をもとに「うちの場合はどう対策すればいい?」とお悩みの方は、西宮の社会保険労務士・たけだリフテック社労士事務所にお気軽にご相談ください。
情報提供元:全国社会保険労務士会連合会(2026年3月25日)/株式会社社会保険研究所

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