2026年度(令和8年度)の助成金制度が本格始動しています。政府は「賃上げ」「人への投資(人材育成・リスキリング)」「人手不足対策」の三本柱を引き続き重視しており、助成金もこれらを後押しする形で予算配分・制度見直しが進んでいます。
「助成金のことはよくわからない…」という経営者・人事担当者の方に向けて、今年度の注目助成金を社労士がわかりやすく解説します。
① 業務改善助成金〜今年は申請期間が短い!今すぐ準備を〜
どんな助成金?
最低賃金近くで働くパート・アルバイトの賃金を引き上げ、設備投資(機械・システム導入など)を行った場合に、その費用の一部を国が助成します。最低賃金の引き上げが続く中、中小企業の負担軽減と生産性向上の両立を支援する重要な制度です。
2026年度の注目ポイント
業務改善助成金は、2026年度の概算要求額が35億円と、前年度当初予算の15億円から20億円も増額されており、助成率の区分を従来の4コース制から3コース制に再編する見直しが検討されています。
⚠️ 注意: 2026年度からは募集時期が「9月1日から11月末で(または最低賃金改定日の前日まで)」という、たった3ヶ月の勝負になる可能性が高いです。書類が多いため、今から準備を始めることを強くおすすめします!
② 働き方改革推進支援助成金〜101億円の大型助成金〜
どんな助成金?
労働時間の短縮・年次有給休暇の取得促進・勤務間インターバルの導入など、働き方改革に取り組む中小企業を支援する助成金です。
働き方改革推進支援助成金は2026年度概算要求額が101億円で、引き続き重点施策として位置づけられています。また賃金引き上げの加算制度も設けられており、3%以上の引き上げで6万円から60万円、5%以上で24万円から480万円、7%以上で36万円から720万円が最大で加算される仕組みです。
③ 人材開発支援助成金〜研修費用の助成+設備投資まで〜
どんな助成金?
社員に研修を受けさせる際の費用を助成します。令和8年度の人材開発支援助成金では、訓練終了後、労働者が訓練によって得た知識及び技能を活用し生産性向上を図ることのできる機器・設備等を購入した場合にも助成が受けられるようになりました。 「研修→実践→設備投資」の一連の流れをまるごとサポートします。
まとめ
2026年度の助成金は「賃上げ」「リスキリング」「早めの準備」がキーワードです。知っている会社だけが得をする制度、ぜひ積極的にご活用ください。
「ウチは対象になるの?」「何から準備すればいい?」など、お気軽にご相談ください。

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